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魅惑のサンドイッチ、Mia's Bread

「サンドイッチお好きですか?」
と聞かれれば、何サンドを思い浮かべますか?

玉子サンド、それともハムときゅうり?
そんなイメージを覆してくれるのが、Mia's Bread のサンド。

・春の野菜のきまぐれサラダのサンドイッチ
・豆腐のハーブステーキときのこソテーの
 オートミール・パニーニサンド
・じゃがいも、ゴボウ。新キャベツのサブジ・ピタサンド
どれもこれも初めて口にするサンドばかり。
見た目も鮮やかな彩りでしかも繊細な盛り付けに
期待が膨らみます。

リンデンに言われるままに車をすすめ目的地の
奈良市佐紀町のお店へ。

住宅のすぐ隣を拡張し作ったカフェとキッチン、それに
パンの売場と狭いところにたくさんの人が押し寄せます。

11時半からのランチが目当てで店へ行くも、すでに行列が・・・
最後尾の人に聞くとテイクアウトの列だと言う。

店内へ入って三和さんに聞くと予約で満席だが、小さい
お子さんのいる席があるのでそこで相席でお願いします
というので、幸運にも店内で食べることができそうだ。
冒頭の3月限定の三種類のサンドにコーヒーとハーブティーを
頼んで待つことに。

mia's bread の春のサンドイッチ三種

その間も予約していた持ち帰りの人の会計が続く、
3000円、8000円。
ウン、ここはサンドイッチのお店だぞ。

なんで皆いっぱい買って帰るんだと不思議で仕方ない。
それでも今日は平日なのでお客さんは少ない方だと言う。

運ばれた3種のサンドをリンデンとわけわけしながら
食べることに。

具がたっぷりでしかも野菜や豆腐などで肉系がなく
女性群にはうれしい限り。
時々スパイスが利いていてアジアンチックでもありで文句なし。

月々3種類としても一年で30種類以上のレパートリーが
あり、月替わりでメニュが入れ替わるというのも素晴らしい。
お客さんを飽きさせない。

来客に並ばないと買えないMia's Bread でかって来たと
もてなせば感激してくれる。

パンに憧れこれだけ多くの人に愛される三和さんとはどんな人だろう。

『大阪芸術大学デザイン学科卒、グラフィックデザイン・テキスタイル
デザイン・雑貨店等の仕事を経て結婚後、創作意欲が高校生の頃から
きまぐれに焼いていたパンに集中。

絵を描くように、ごはんを作るように食べたい味・かたち・
イメージでつくりつづけて、1996年に Mia's Bread
誕生した。
じわりじわりと広まって、今やダンナもひきずり込み、
我が家の本業となりました。

子育てしながら仕事をするのは大変だけど、作らないと
自分じゃないような気がしてやっています。
Mia's のパン達はHappyになるパワーが込められている
一つずつ笑っているパンなのです。

朝、外の景色を眺めながらMia's のパンを食べていたら、
なんだかわくわくやる気が出てきた。
イマジネーションがわいてきた・・・
そんな気分になるパン焼けたらいいなと思っています。

(Miaは大学時代アメリカに短期留学していた時のニックネーム)

Mia's Bread が他のパン屋さんと違うのは、本人がパン屋だと
思ってないこと。あくまでも自分はデザイナー・アーチストだと
自負している。いつでもなりたい自分になるためのプロセスだと
考えている。』

とHPにある。

パンの持ち帰りはまた別で番号札順にお呼びするという。
札は17番目。パン売場は2-3人もはいればいっぱいで身動き
できない狭い場所。そこで5種類のパンをリンデンが
買ってきた。ざっと1000円ほどと聞くと、いえ1400円と
答えが返ってきたのでやや高めか。

家へ帰って早速試食。
菓子パンのような華やかさはないが、どれも本物の味わい。
かすかながら甘味があって美味しい。
翌日の朝は軽く焼いて食べたので更に旨味が増しておいしかった。

ただ赤ワインとはその少しの甘さがわざわいしてあまり
相性はよくなかったのが少し残念か。

この店はもっと都会に出て行くべきだと思うし、出て行っても
必ずやっていける。
ショッピングモールの開発担当者殿、ぜひこのお店をたくさんの
人の前へ引っ張り出してください。
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身が厚い米吾の鯖寿司

  • Day:2012.03.20 21:00
  • Cat:料理
感謝デーのタイトルで毎年5月の最終の日曜日に
駐車場にテントを張ってイベントをしていた。

その時の販売用に取り寄せしていたのが、米吾の
鯖寿司だった。好評で多い時は50本ほど売ったことが
ある。

その後も特売日に事前の予約取り寄せなどで販売して
いたが、最近ではメーカーから3本単位で消費者へ
直送するサービスも始まったのでだんだんと疎遠になって
しまった。

米吾の鯖寿司

吾左衛門鮓鯖。やわらかな昆布で巻いた、米吾伝統の鯖寿司。 
定番商品として人気の逸品です。

一番の特長は、肉厚な身。さっぱりした中にもコクのある
背身とやわらかな口あたりの腹身。

どちらも、時間をかけて熟成させることで、うまみを引き出して
います。食通の方々にも人気のある逸品です。

豊満な鯖の身、程よい酢加減、そして、米屋吾左衛門鮓ならではの
肉厚な昆布のやわらかさ。

吟味に吟味を重ねた素材の良さと秘伝の調味が、絶妙な押し
加減によって一体となり、無類の味わいをお楽しみいただけます。

すし屋の鯖寿司だと一本3千円程度する。それに比べると二千円で
お釣りがくる良心的な価格設定で人気があった。

中川のマイルドソウルキムチがお気に入り

  • Day:2012.03.19 21:00
  • Cat:料理
過去何度かテレビで取り上げられるキムチ。
本場の味に近いものがないかと探していたら
お取引先に東京で一番良く売れているキムチが
あるときいた。

それ以来毎月の特売に併せて取り寄せしているのが
中川食品のマイルドソウルキムチ。

中川食品のマイルドソウルキムチ

東京の主要なスーパーにはほとんど並んでいるが
不思議なことに関西でその商品を扱っているお店は
ほとんどない。

にんにくがきいていて辛さもやや強く女性群には
敬遠する人も多いが小生は大好きでビールや焼酎の
アテに良く口にする。

ただこのキムチの賞味期限は製造後2週間と決められており
毎月のように2-3個が売れ残ってしまう。
一度期限切れ後の味の変化を確かめようと一ヶ月冷蔵庫に
おいていたところやや酸味が出ている程度で乳酸菌が
発行したガスも感じない。

キムチの真価は乳酸菌発酵なので期限切れ後からが
食べ頃だとお客さんに説明するが本気で聞いてくれる人は
少ない。

キムチが浅漬けの範囲に入るので2週間しか表示できないのだが、
なんとも惜しい話。日本の食品表示法を変えて欲しいと
思う。


少し酸味が強くなったキムチは、豚肉や白ネギなどと炒めたり、
冬場はキムチ鍋に入れたり刻んで炒飯にしたりと使い方は
多種多様。漬物が料理の材料になるキムチは他の漬物を
圧倒して人気者になったようだ。

ゆめ明日香が作る、あすかルビーのいちごジャム

  • Day:2012.03.18 21:00
  • Cat:料理
住まいが明日香に近いこともあって大名漬の絵葉書の
写真撮影のためにたびたび明日香を訪ねていた。
ゆめ明日香の存在もわりかし早く知り、明日香ルビーを
使ったいちごジャムも発売と同時に食べてもみた。

たまたまアグリフーズのイベントに明日香村地域振興公社の
方と名詞交換するチャンスに巡り合い、ぜひ販売させて欲しい
と願い出て取引が始まった。直売店以外での販売は大名漬本舗さんが
初めての例らしくかなり戸惑っていた。

ゆめ明日香のあすかルビージャム

このジャムの特長はプリザーブタイプで甘さも控えめというもの。
最近ではこのタイプが主流になっている。あまり煮詰めずに
サラッとしたところで瓶に詰める。明日香の観光土産にも
重宝されるようで明日香から帰った後もネットで商品を探して
買いにくる人が後を絶たない。

他にユニークな商品では、酒粕を加えたパウンドケーキ。
その名は「ほろ酔いケーキ」というのもある。地元の
うまし酒オーナー制度による酒米「山田錦」を搾った後の
酒粕を使っている。


平成18年、別々の加工グループで活動していた石田和枝・
藤本文江・黒田妙子・上田幸子の4人が有限会社を立ち上げました。

女性主体の農産加工所「味工房ゆめ明日香」を運営、経営する
県でも数少ない事例。
「村の特産品を広く世界に発信したい!」という夢をもって、
「ゆめ明日香」と名づけました。

明日香の「食」を世界に発信したい!
10年後の自分たちを目標に日々進化しています。
今まで培ってきた赤米を使った独自のお菓子や村内農産物の
オリジナリティーあふれる加工品を数多く出品しています。

明日香の旬の野菜・加工品を全国に発送する「采女の宅配便」への
参画や農村レストラン「夢市茶屋」にも加工品(食材)を提供しています。

新生姜の佃煮は昔から有名な明日香産の新生姜を薄めにスライスし、
少し甘めに炊き上げています。昔ながらの明日香の家庭料理です。

他に、ほろ酔いケーキ(奈良県観光みやげもの大賞)・
あかべえ・咲く咲くライスなどのお菓子、明日香大根の漬け物、
茶豆味噌など40品を作っています。

山形特産 寿屋の温海の赤かぶ漬け

  • Day:2012.03.17 21:00
  • Cat:料理
漬物頒布会という企画が好評で20年近く続いていたように思う。
飯田フーズが企画して卸部門が酒屋から消費者へと販売するもの。
毎月違った産地や生産者の漬物が自宅に居ながらにして味わえると
好評だった。

その最後の頃に取り上げたのが山形の寿漬物の赤かぶ漬けだった。
赤かぶ漬けときくと真っ先に思い浮かぶのは飛騨高山の漬物では
ないでしょうか?

山形のものはこれと違ってカリッとした歯ごたえが残ったタイプ。
大手のマルハチ漬物だと関東や関西のスーパーにも並んでいたりする。
寿漬物は今でこそネットや通信販売で取り寄せることができるが
当時はほとんど関西では知られていなかった。

山形県東根市といえばサクランボの産地として有名ですが、梅の
産地でもあり、自家製のりんご酢とシロップでつけた茜姫という
お菓子のような梅が人気で寿漬物の看板商品となっている。
他には、青菜漬(せいさいづけ)、民田ナスのからし漬けなども
山形の特産品として知られている。

赤かぶ漬にも茜姫と同じりんご酢が使われており、この酸味が好きで
と毎年11月の入荷を楽しみに待っているご婦人も多かった。

寿漬物の温海の赤かぶ漬け
あざやかな赤色は、かぶそのものの赤です。
もちろん、着色は一切していません。
その赤色はポリフェノールが含まれており、赤ワイン同様
血栓を溶かす効果があると紹介されたこともあります。
山形県産「温海かぶ」を使用しています。
自家製本格醸造りんご酢の酸味と砂糖のみの甘味とかぶ特有の
カリッとした歯ざわりが心地よい一品です。

京都美山、芦生の里の椎茸昆布

  • Day:2012.03.16 21:00
  • Cat:料理
芦生、ここは原生の森と清らかな水の流れが
育むキノコと山菜のふるさと。
心をこめてお届けします風味豊かな山の幸。

1963年「芦生なめこ生産組合」設立。
山菜加工業を開始する。

芦生は林業の村、海外からの安価な材木が流入し先行きの
心配から林業以外で生き残りを考え、なめこや椎茸の
生産と加工を開始。

京都美山芦生の里の椎茸昆布

しめじややまぶきなどは塩漬けしたものを随時使用。
椎茸は乾燥したものを近隣の夜久野町や朽木村などから
仕入れしている。

京都府美山町の須後(すご)から芦生原生林に向かう
ヒツクラ林道沿いの杉林では、芦生なめこ生産組合が
シイタケやナメコの原木栽培を行っています。
2月中旬、まだ雪が残る林床にシイタケ菌が打ち込まれた
ホダ木が規則正しく並べられていました。

悠久の歴史を刻む自然林と澄み切った水の流れが
山の栄養をたっぷり含んだ山菜に育てました。
おおらかなふるさとの贅沢です。

フィレンツェ・ヴェッキオ橋 愛の南京錠

  • Day:2012.03.15 21:00
  • Cat:旅行
お気に入りの一枚。

フィレンツエ・ヴェッキオ橋の南京錠

イタリア旅行でフィレンツェのヴェッキオ橋で偶然撮れた一枚。
帰国してから調べると、永遠の愛を誓うために二人の名前を
記した南京錠を銅像の周囲を覆鉄の柵にかけるという。

2006年以降は条例で禁止されており、見つかれば
160ユーロの罰金だそうだ。

男性が鍵をかける手元に家族の視線が集中している。
映画の一シーンを見ているような、様になっている。




マタツ水産のいくらしょう油漬け

  • Day:2012.03.14 21:00
  • Cat:料理
鮭といくらの親子丼。

通販会社の商品紹介で現地の北海道の市場なので
タレントがおいしそうに丼を口にしている。
だれしもが憧れるシーンだと思う。
キングサーモンのほぐし身と新鮮いくらをたっぷりと
盛った弁当や丼は北海道物産展のポスターには
欠かせない画像だ。

マタツ水産のいくらしょう油漬け

長万部のマタツ水産のいくらが気に入り数年店舗で
販売したことがある。120gのトレーパック入りだったので
夫婦二人で1パックと小分けするのいいサイズだった。
鮭の解体から商品化までの低温管理とスピードが
生くささを出さないポイントらしい。

海水で洗い、次に真水で洗い、筋子を手でほぐして
いくらにししょう油に漬け込んでいく。
瞬間的にマイナス35度で冷凍させ、後は20度の冷凍保存で
2年間保存することができる。

魚卵だけにコレステロールが上がるだろうと思っても
目の前にするとついつい食べたくなってしまう。
いくらは本当に魅力的な食べ物だ。

時々食べたくなる銀座デリーのドライカレーペースト

  • Day:2012.03.14 11:38
  • Cat:商い
大名漬という奈良漬や漬物を販売している中で
なぜデリーをと聞かれることもしばしば。

現在の社長が東京で勤務していた頃に、デリーの
カレーをぜひ販売してみてと紹介してくれたのが
始まりと記憶している。

それ以来酒販店ルートで扱ってきたのが銀座デリー
ドライカレーペースト

干しぶどうやにんじん、マッシュルームなどが入っており
ご飯と一緒に炒めるだけで本格的なドライカレーができる。
姉妹品にはストロングと呼ぶ辛口の商品もあり、
こちらは結構辛いので通向きか。

デリードライカレーペーストと奈良漬

このカレーを炒める時に奈良漬の瓜を小さく刻んで
一緒に加えたものが写真のイメージ画像。

カレーの付け合わせといえば、福神漬とらっきょうと
相場が決まっているが、敢えて奈良漬にしてみた。

カレーの辛さと時々口に入る奈良漬の甘さが
アクセントになってこれはこれでおいしいと思う。

デリーの創業者、田中敏夫は、味噌・醤油などを扱う
食品会社に生まれ、35歳で佃煮の製造販売を行う田中食品
工業を設立しました。しかしながら、時代とともに食文化が
変わり佃煮の製造が斜陽産業になったため廃業、7年後に
閉鎖することになります。

戦前、創業者は商社マンとしてインド、パキスタン、
スリランカに長年駐在し、油や石鹸の原料となるコプラ
(椰子の固形油脂分)の国内輸入を行っていました。

閉鎖の失意の中、インド駐在時にメイドさんや友人宅で
食べていたおいしいカレーを思い出し、「あのインドカレー
を日本に紹介しよう」と一念発起した創業者は、佃煮を
作っていた料理人と共に、インドから取り寄せたスパイスを使い、
当時食べていたカレーを再現するために試作を重ねました。
そして、昭和31年、デリーを創業することになります。

デリーのカレーは、インドの味だけではなく、創業者が和の
食品作りに携わっていたことによる技術やアイディアが
取り込まれた、唯一無二のカレーとして誇れるものとなったのです。

昭和31年2月28日現上野店所在地において個人営業を開始しました。
当時カレーハウス・デリーと称しカレー粉をまったく使用しない
インド現地の民族食、カレー料理を提供する唯一の店として発足しました。

デリーという社名は歴史上、様々な王朝が立ち、イギリスの
植民地の中心でもあり、独立後も首都である、デリーという
首都名から取りました。

当時の日本人はインドと言っても、デリーという名称くらい
しかなじみがなかったので、デリーという名前にすれば、
インドのカレー屋だとすぐわかるだろうと考えたからです。

上野店は、今でもデリーファンの聖地として、創業当時そのままの
趣で、今もお客様に愛されています。
平成19年3月に六本木ミッドタウン店をオープンし、現在はこの
3店舗がデリーのレストランです。

その後、創業者の強い希望で、デリーのカレーを家庭に運びたいと
いうことから、埼玉にてカレーの製造を中心とする工場を設立しました。

創立当初から、インドの味を損なわず、日本の風土、日本人の味覚に合った
カレー、毎日食べても飽きないカレーを提供してきました。

マスコミでも時々取り上げられ話題になるこのペースト。
スーパーではあまり売ってなく、成城石井まで足を運ばないと
買えないこともあって、ネットでは大名漬本舗をひいきにして
くれているファンも多い。

紫雲窯川越紀宏の刷毛目クローバー絵の大皿

  • Day:2012.03.11 09:00
  • Cat:工芸
リンデンが女性好みする優しい色合いの刷毛目で
中央にクローバーが描かれた信楽の大皿を
ギャラリー津遊から持ち帰ってきた。

作者は紫雲窯の川越紀宏氏。
昭和三十三年北海道に生まれ。

サラリーマンには向いていないことを確信し、
大学3回生の時に中退。
一人で出来る仕事は何かを考え、たどり着いたのが
陶器の世界でした。信楽にて加藤整治、加藤文平氏に
師事し、今から20年前に信楽にて紫雲窯を開く。

陶器作り一筋の彼は、この仕事を自分の天職だと
言い切り、仕事が楽しくて仕方がないらしい。
夕食を食べた後も眠くなるまで仕事場で陶芸を
肴にお酒を飲んでいるとの事。


彼の作品の一つに猫を描いたシリーズがあり、
猫のしぐさがそれぞれに異なったりして
作家の遊び心が伝わってくる。

彼の栞には、

「私は日本の伝統である手仕事の中で、”やきもの”ほど、
楽しくて夢のあるものはないと思っております。
このたびは、粉引手、刷毛目、三島手とか、独自の灰釉を
用いて、私なりに心からの”思い”をこめて製作いたしました。

この一つ一つの器が、見て頂いて楽しく、使って頂いて、
皆様の生活の中でいろどりとして、より豊かに、しかも
うるおいのあるムードを味わっていただけるのを、
作者としてはこの上もない”よろこび”であると、
心から念願いたしております」

とある。

紫雲窯 川越紀宏
滋賀県甲賀市信楽町江田
電話/FAX 0748-82-1894

一般の方への小売はしていないそうです。

焼き野菜のオリーブオイル漬 Grigliata

  • Day:2012.03.10 18:00
  • Cat:料理
昨年東京恵比寿のパーティーに行った時に買い求めたもので
イタリアはプーリア州産の焼き野菜のオリーブオイル漬け。

焼いたナス、ピーマン、ニンジン、ズッキーニ、タマネギを
サイコロサイズにカットし歯ごたえを残しつつオリーブオイルに
漬け込んだ保存食で容量は280gと多目、小売価格は1000円程だった。

最近すっかりはまっているモンカロのサンジョベーゼを飲みながら
そのままで、あるいはフランスパンにのっけたりして食べている。

今日はリンデンがカフェのケータリングで外出しているので
パスタにトッピングして有機パスタのポモドーロ、焼き野菜
添えをいただいた。

焼き野菜のオリーブオイル漬け

ポモドーロのソースを使ったのでトマトの酸味と重なって
少し酸味が強いように感じた。イタリア産の瓶には、
クエン酸、アスコルビン酸を使っておりこの酸味は
ないほうがいいと思っているが多分日持ちをよくする
ためのものだろう。

調理法はいたって簡単なので石窯ができたら、畑で採れた
ズッキーニやパプリカなどでリンデンバーム青山高原でも
作ってみようと思っている。

ラベルに書かれたGrigliataとは、グリリアータと読み、焼くという
意味があるが、普通はバーベキューのことを差すらしい。

イタリアでは、庭でバーベキュー=グリリアータをするので
おいでと誘われると最高のもてなしになるという。

肉が焼けるしばしの間に、焼き野菜のオリーブ漬でも
食べてて。
いかにもおしゃれでいいではないか。

ぜひやってみよう。



パレンテ、イタリア野菜のオリーブオイル漬け
Angelo Parente. Grigliata Mista in Olio d'Oliva

品名 : 焼きミックス野菜のオリーブオイル漬
原材料名 : ナス、ピーマン、ニンジン、ズッキーニ、
タマネギ、オリーブオイル、ナチュラルフレーバー(パセリ)、
クエン酸、アスコルビン酸
容量 : 280g
原産国 : イタリア、プーリア州



色白でしたたるような北雪の板粕

  • Day:2012.03.06 21:00
  • Cat:商い
昨日面白い体験をした。

閉店間際に入店した30前後の女性が酒粕の前で考えている。
この前買った品と同じものを書いたいのだが、
どれだったか忘れてしまったという。

とにかくおいしいのが欲しいというので、新潟の北雪が
おすすめだと言ってお買い上げいただいた。

「どうやって食べたらおいしいですか?」と聞かれたので、
「アルミシートの上で直接トースターでこんがり
狐色になるまで焼いて食べて。
好みでグラニュー糖をかけてもいいし」と説明すると
目を丸くして
「エッそんな食べ方があるんだ、さっそくやってみよう」
と言う。

「これを名づけてイカス棒という、もちろんイカスの
カスは粕のこと。」

「その名もおぼえておこうっと」


一ヶ月ほど前も同世代の女性に酒粕のことを聞かれた。
彼女はパンを焼くときに酒粕を加えて焼いているそうだ。
やはりどれがおすすめかと聞かれたので同じく新潟の
北雪の酒粕をすすめた。

塩麹の大ブーム以来、料理家たちが麹など発酵食品が
健康にいいと声高に言うものだから、甘酒や酒粕、味噌
などが良く売れているという。

2011年の11月にNHKの試してガッテンで「酒粕」が
取り上げられた。
おかげでその冬は酒粕が割り当てになって
希望する銘柄が買えないという事態になってしまった。

地酒を担当していたご縁で石川県鶴来の萬歳楽(まんざいらく)と
新潟佐渡島の北雪
には袋詰めの酒粕を
分けてもらっていたので商品の確保には
さほど苦労せずにすんだ。

北雪の酒粕とイカス棒

酒粕を5種類ほど陳列している店は少ないらしく、
スーパーの商品では満足できないというこだわり派は
毎年必ず店に買いにやってくる。

この酒粕、悩みの種は日本酒の製造量が年々減っていること。
酒粕は日本酒を作った時の副産物なので日本酒が売れない
ことには作れないし、経済酒といわれる安いお酒の
原料のお米が良くないと酒粕も色が白くなかったり
水分が少なくてパサパサだったりといいものにはならない。

理想は精米歩合が60%の吟醸酒や特別純米酒などを搾ったもので
とことん酒にしていないしっとりしたもの。

例年だと2月で販売を終えたいところだが、今年は発酵食品が
うけていることもあって思い切って2月の中旬に北雪の最後の
仕入れをした。

案の定色白でしたたるような別嬪さんの酒粕が届いた。
これほど上玉の酒粕を見るのは何年ぶりだろう。

北雪と取引できていたことに本当に感謝している。

佐々木クリスタル 生酒専用のグラス

  • Day:2012.03.03 21:00
  • Cat:工芸
ワインにソムリエの資格があるのだから、日本酒にも
資格制度を作ろうという話が持ち上がり、酒匠さかしょう
という資格が始まった。別のグループは利酒師をいう組織を
作った。二つあるのも混乱するのでと一本化されて
正式には利酒師の制度がなり一回目の試験が行われた。
日本酒に関する知識を与えられた本で勉強してある
一定の点数に達したら合格するというもの。

その最初の試験を受け合格し晴れて利酒師を名乗り
名刺にも書き加えた。試験の受講料は1万円ほどだったが
資格の認定料が5万円近くついたのには驚いたし、
その後も年間会費がかかると聞いて一年で脱会した。

講師は主にワインソムリエの若手たちで、日本酒の
技師たちでなかったのも驚いた。

ただそれまでの日本酒の官能審査が減点法だったのを
改め、個性を見つけ褒めようという評価の仕方には
新鮮な印象を受けた。

彼らのおかげでその後日本酒の4つのタイプ、
生酒、古酒、純米酒、吟醸酒の区分が明確にされた。

佐々木クリスタル生酒グラス

そんな時に佐々木クリスタルから発売されたのが
異なる4タイプを飲むためのグラスで、写真は
生酒タイプのもの。

口径は55mmと小さく、高さは121mmとスリムなタイプで
大きく傾けなくともスッと口に滑り込んでくるので
女性でも飲みやすい。容量は110ml。
ワイングラスのようにすぼんでいないのでもともと
フルーティな香りが特徴の生酒だけに香りが立ちすぎに
飲めるのがいい。

斜めに細かい筋がありステム(脚)があるので
おしゃれ感もある。
ただ小売価格は2200円しており、飲食店では大きな支出に
なるのであまり流行らなかった。

家庭ではお酒のタイプ毎にグラスを変えるということは
少ないと思うが、できれば酒器にも少しのこだわりを
持ってお酒と付き合ってほしいと思う。

パガニーニを教えてくれたのは久保陽子

  • Day:2012.03.03 21:00
  • Cat:音楽
久保陽子の名前を知ったのは2012年1月21日の読売新聞の
記事だった。

東日本大震災と台風12号の被災地復興の祈りを込めて
4月までの4ヶ月間、橿原神宮で無料のコンサートを開催するという。

橿原神宮といえば毎年初詣に行くところでもあり、初孫の
お宮参りに行った神社でもある。

古くは神宮の森コンサートと称し、上々颱風や南こうせつ
などの無料コンサートにも足を運んだことがあるなじみのところ。

これは行くしかないと電話で開催日を確認し1ヶ月ほどしてやっと
行くことができた。

久保陽子橿原神宮でヴァイオリンを弾く

会場には立派な前庭があり、重厚な建物に通された。
こういった場所に庶民が案内されることはなかなかない。
会場は二つの間からなり、上段(皇族の方が座る場所)に毛氈が
敷かれイスが一つ。てっきりそこに座って弾くのだろうと思っていたら、
音がこもるからといって最前列近くまで来て、立ったままで演奏を
始めた。

小生はというと最初開催する建物がわからずに本殿近くまで行って
場所聞いたので、駐車場近くの別棟だと聞かされ引き返すなどして
いる内に開始時間ぎりぎりになってしまった。

空いてる席の最前列にあつかましく座ったが、演奏が始まって
しまったと後悔。といのうもヴィオリンは左手に持つので
音は左が中心。つまり舞台の左側に座ったので表情もあまり
見えないし音もダイレクトに伝わってこない。
ようし次は早めに行って右側に座ってやると開き直った。

演奏曲は、「バッハの無伴奏バイオリンソナタとパルティータ」の
中からパルティータの3曲。演奏前にこの曲はシャコンヌが
特徴だと説明してくれたので、きっとパルティータ第2番の
5.Chaconneだろう。
重低音と和音を多用し、一つの楽器ながら複数人で演奏してる
ような錯覚に陥るくらい素晴らしい。
14分という長い時間を熱演してくださった。

後半は、パガニーニの3曲。一曲づつ演奏の難しさを説明してから
弾いてくださる。普段だとじっくり聴くというより聞き流すことの
ほうが多く、しかも音だけで映像を見ることも少ないので
当たり前のように思っているが、いざ弾くとなるとそういう
テクニックが必要なんだと知らされる。

パガニーニの24の奇想曲は普段私がイメージしている弦を
ゆっくりと上げ下げして流れるような心地よい音を聞かせて
くれるものとは大違い。エッそこまでヴァイオリンをいじめて
大丈夫なのと思うくらい激しいものだった。
弓の動きの早さや激しさ、左手の弦を押さえる位置は
上から下までフルに使うなど創造を超えるものだった。

「ニコロ・パガニーニ
イタリアのジェノヴァに生まれたヴァイオリニスト兼作曲家。
19世紀を代表するヴァイオリンの鬼才。
ロマン派音楽の特色である「強烈なる旋律」、
そして「華麗なる技巧」で人々を魅了した。

彼の両親はどちらも熱心なアマチュア音楽家であり、
まず彼はマンドリン(ギター)を与えられたという。
ヴァイオリンは7歳の時に父親から習いはじめるが、
すぐにその彼を凌いでしまった。

その後、あらゆる師のもとでヴァイオリンを学ぶも、
短期間のうちに師を上回ってしまうため、
すなわち彼のヴァイオリン奏法は、ほぼ我流であり、
ほとんど独学で身につけたものといっても過言ではない。

誰も考えつかないような奏法で華麗なる旋律をつむぎ、
誰もが苦戦するであろう音型や奏法を、平然とやってのけた。
史上最高のヴァイオリニストである。」と解説にある。

その音が心地よいものではなかったがこういう世界がある
というのは大変勉強になった。マイルスもコルトレーンも
セシルテイラーも後年は普通の奏法では飽き足らず
どんどんと前衛的で誰もやったことがないことを
求めていったではないか。それとよく似ている。

最後の曲は 24番の Quasi Presto
『パガニーニの主題による変奏曲』として、ブラームスや
ラフマニノフなど多くの作曲家によって編曲されている

中でもラフマニノフ『パガニーニの主題による狂詩曲』は
現在でも広く知られ、その「第18変奏:Andante cantabile 変ニ長調」は
過去に日本のテレビCMでも用いられた。

また、フランツ・リストは、『パガニーニによる超絶技巧練習曲集』、
『パガニーニによる大練習曲』としてピアノ曲に編曲している。
後者の第3番『ラ・カンパネラ』は特に有名。

このようなヴィオリンの演奏を目前で披露sてくれた久保陽子さんに
感謝したい。彼女の意思でもある「音楽を通して人と人との
絆を深めたい」ということを、今後出逢うであろうリンデン
バウムを訪れる人たちに聴いてもらうことにしましょう。


久保陽子プロフィール [Yoko KUBO] ヴァイオリン

3歳より父の手ほどきを受け、その後、折田泉、村山信吉、
J.イスナールおよび斎藤秀雄らに師事。

1962年桐朋女子高等学校音楽科卒業と同時にチャイコフスキー
国際コンクール第3位入賞。
1963年よりフランス政府給費留学生としてパリに留学し
R.ベネデッティ、J.カルヴェに師事。

1964年パガニーニ国際コンクール、1965年ロン=ティボー
国際コンクールにて第2位。
1967年からJ.シゲティに師事。
その後クルチ国際コンクール第1位。

ソリストとして世界的な演奏活動をする他、
ピアニスト弘中孝と共に桐五重奏団、
久保陽子トリオまたジャパン・ストリング・クヮルテットを
主宰するなど室内楽奏者としても活躍中。


J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全6曲
◆久保陽子 vn
使用楽器:
Giuseppe Guarneri
(デル・ジェス)
1739年製作
KBYK-1002~03(CD2枚組) \5,000(税込)
発売元:KUBO YOKO
販売:(有)レグルス
TEL:045-983-9596 FAX:045-983-1080
   E-mail:regulus@r2.dion.ne.jp


◆ 久保陽子 パガニーニ: カプリース全24曲 作品1(2枚組)
久保陽子 vn
録音:2007年5月, 7月, 11月, 2008年11月
北の大地美術館
BYK-1007-1008 ¥3,675(税込)
発売元:KUBO YOKO
販売:(有)レグルス
TEL:045-983-9596 FAX:045-983-1080
   E-mail:regulus@r2.dion.ne.jp