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栃の一枚板のテーブル

  • Day:2012.08.30 21:00
  • Cat:商い
京都美山に古民家を再生してお昼を食べさせくれるきむらという
店があるので連れて行ってとリンデンからの要望。

美山でちりめん山椒を製造している京和楽の取材もかねて
行くことにした。
最初は夫婦二人で行った。その話をしたら友達の奥さんが
行きたいというので2回行くことになった。

昔の広間で食事を頂き、囲炉裏のある部屋でお茶を戴いたりと
なかなか普段では味わえない雰囲気に癒されてきた。

そこへ行く途中に天然の一枚板でテーブルやカウンターを
作っているお店のデモショップがあり覗いたがあいにく
定休日。裏に工場があるらしく外から覗いてみると高そうな、
大きな一枚板がたくさん立てかけてあった。
店名を控え時間電話をしていこうとなった。
店の名はカモノセログという。

栃の一枚板のテーブル

半年もしないうちに堺店のカウンターを用意する
ことになったので再訪が実現した。
工場で最初に目に留まったのが、栃の一枚板。とくに東京では
人気がありよく使われているという。
幅90cm、長さ2mのもので38万円だという。

予算オーバーなので20万円くらいで・・・というと同じ栃でも
少し枝の部分が傷ついていびつなものならその値段でいいという。

カウンターを取り付ける位置に鉄骨の柱があるので切り落とせば
ぴったりと納まるのでその一枚板をお願いしてきた。

商談中も納品が決まった板を従業員がサンダーで磨いている。
音がうるさいのでヘッドフォンをしている。
一枚の板を仕上げるのに2時間から半日かかるそうだ。

同じように磨かれた栃のテーブルが届いた。
この板目の特長としてピカピカと光っている部分がある。
これが多いほど高くなるという。

現在は、八尾店で伝票書きや高齢者が買物待ちの時に
かけてもらっているが
「一枚板よね、こんなテーブル欲しいわ」と
いわれた時にしてやったりと思っている。
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なぜ京都が名産?ちりめん山椒

  • Day:2012.08.30 20:00
  • Cat:料理
数ある京土産の中でちりめん山椒が「おたべ」を抜いて
一位になったと聞きました。
最近の健康への意識からもなるほどと頷ける話ですが、
前々から不思議に思っていたことがあります。

それは「海のない京都でちりめん山椒がなぜ名産品に
なったのか?」ということです。

京和楽のちりめん山椒 

そこで調べてみました。京の奥座敷の美山や鞍馬では
昔から山椒が群生しており山椒昆布などが作られていました。

それに今から50年ほど前には各家庭では市場で買い求めてきた
ちりめんを料理に使っていたそうです。

京の料理人の一人がちりめんと山椒を炊くことを思いついて
作り始めお使いものにしたところ評判が評判を呼んで
広がっていったということでした。

料理人のアイデアが引き合わせた、海の幸と山の幸との出会いの
始まりでした。
 
京和楽は、萱葺き屋根の住まいが立ち並ぶ京都美山の地に創業した
比較的新しい会社です。

京丹波の黒豆やちりめんなどのお惣菜を手がけています。
代表の中村社長は長年しょう油の製造に関わった経験を持ち彼の
味覚のセンスが美味しいちりめん山椒を生み出しています。

地元産の山椒を厳選し、ちりめんは瀬戸内産の小さな極上物を使い、
薄味で上品な味わいに炊き上げています。

ちりめんの確かな歯ごたえと山椒のこうばしい香り、後でくる
ピリッとした辛みが食欲をそそります。

少しのちりめん山椒と美味しい奈良漬、かかさずに食卓に
ご用意してほしい品々です。

せら恋しの手作り塩麹

  • Day:2012.08.27 23:00
  • Cat:料理
NHKのプロフェショナル仕事の流儀で取り上げられた糀屋本店の
浅利妙峰。一時は廃業も考えたという。

かたや一大塩麹ブームであらたに麹造りを始めた人が・・・

8月25日放送の人生の楽園に登場した池本昭夫さん(66歳)がその人。
酒造会社を定年退職したあとも、麹が完成したときの美しさに
魅了され、自宅で麹作りを始めた。
そして麹と野菜を使った農家レストランを開きたいという
夢を抱くようになります。

当初はレストラン開店に猛反対だった節子さんも昭夫さんの
熱意に心を動かされ、2012年1月「せら恋し」を自宅の
納屋を改装してオープンさせました。
このバイキング形式のレストランは好評だという。

ここでも自家製のお米を使った麹で作る塩麹や自家製の
野菜などが登場する。自家製に拘る農家レストランが
ウリになっている。

豚ロース肉の塩麹漬け

浅利さんが発信した情報は調味料の世界に新しい可能性を
見出した。数年すればサシスセソに塩麹のシが加わって、
サシシスセソになるかも知れない。

今後も塩麹は一過性のブームに終わることはないだろう。
たくさんのサラリーマンが定年退職を迎え、遊休の土地を
借りて野菜を作り出す。自分たちでは消費しきれない
野菜を塩麹を使って浅漬けにして道の駅などで
販売していくだろう。

焼き鳥屋さんは今は、「塩にしますか?タレにしますか?」と
聞いているが、きっと「塩麹にしますか?」ときく時代がくる。

浅利妙峰の仕事の流儀

  • Day:2012.08.27 22:00
  • Cat:商い
昨日NHKのNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で今話題の
塩麹の火付け役、浅利妙峰さんが特集されていた。

大分に300年続く麹屋として後を次ぐことになった彼女は
麹の衰退に頭を痛めていた。味噌や甘酒を手作りする時代には
麹屋が成り立っていただろうが現在はスーパーで買う時代、
麹を求める人は年々少なくなるばかりだっただろう。

そんな彼女は大分県の事業再生のプランに応募し麹屋の
建て直しに動いた。担当の人に自分では気づかない、
見落としている魅力が麹にあるのではないかと言われ
過去の文献を読み漁った。その時に本朝食鑑で見つけた
塩麹漬の文字にこれだと思ったそうだ。

それかというもの毎日塩麹と向き合い試作を繰り返して
独自のレシピを作り出した。麹を使った料理も1000種類を
超えているという。

そして塩麹教室を始めることなり料理研究家の数人が
彼女の指導の下レシピ本を出すようになり、マスコミも
彼女だちに目をつけ番組へと出演させた。

こうして2011年3月のはなまるマーケットを皮切りに
一大塩麹ブームが巻き起こった。関連した書籍は
40冊を超え、味噌や醤油のメーカーから多くの塩麹商品が
発売されることになった。

実はこのブームが起きる2年前に東京伊勢丹で入手した
パンフレットに浅利さんの店糀屋本店の塩麹が
紹介されていた。気に留めパンフを残してはいたが
購入まではしていなかった。

浅利さんの偉いところは一人勝ちだと長くは続かない。
地方でがんばる麹屋と一緒にこのブームを一過性のもの
にしたくないと、半ばあきらめかけている地方の麹屋に
出向き彼らが自ら行動するようにお手伝いをしている。
自己中心で自分さえよければという発想ではこの種の
動きは生まれてこない。見習わなければいけないところだ。

番組では6月23日の三重県伊賀市上野新町 中村麹店 
0595-21-1754の訪問も取材していた。

実はこの日に参加して浅利さんに麹ブームで恩恵を受けたことを
報告したかったが、薪ストーブの見積もりや石窯の基礎工事で
どうしても都合がつかずあきらめた。
行っていたらNHKの放送にも小生が登場していたかも知れない。

とかく何事も閉塞感がつきまとうご時世だが、
あきらめないことが新たな活路を見出すことになる。

野沢菜と緑茶の組み合せで錆びない体作り

  • Day:2012.08.27 21:00
  • Cat:料理
大名漬本舗では月々催事をして集客していた。
北海道、九州、東北など特集したが、信州フェアも
企画した。野沢菜をはさんで焼く「おやき」や三ツ井の
りんご、野沢菜などを案内した。

最後まで残ったのは野沢菜だった。スーパーにも
野沢菜は定番で販売はしているが、とみきの野沢菜は
歯切れがいいと好評だった。

とみきの野沢菜

小生は野沢菜を5cmと大きめに切り熱々の御飯に
巻いて食べるのが大好きだ。

良く似たものに山形県の青菜漬(せいさいづけ)、
広島菜などがある。いづれもからし菜の一種で
食べるとピリッと辛く食欲を増す。


長野の現地へ赴き取材もした。工場の周辺は一面の
野沢菜畑で、想像していたより一株が大きいという
印象を持った。

これを引き抜き根っこをカットして水洗いしていく。
冬場の出荷が多いので冷たい水洗いはつらい作業だ。

長野県はガンでの死亡率が全国でも一番低く、
それは野沢菜を食べるからではないかと言われている。
緑茶との相性が良く一緒に食べると抗酸化力が高まる
らしい。

長野県でのお茶時間に野沢菜を食べる習慣が錆びない
身体に貢献しているようだ。

三ツ井の蜜入りリンゴふじ

  • Day:2012.08.27 20:00
  • Cat:料理
蜜入りのリンゴって食べたことありますか?
芯の部分がぎっしりとつまっていて濃い黄色をしている。

蜜の入りやすい品種としてはふじや北斗など。
一方蜜の入らない品種としては王林やジョナゴールド、
つがるなどがあげられます。

見分けるコツはおしり。きゅっと引き締まって窪みが
深いもの。それとずっしりと重たいもの。大きなフジ
よりも中くらいのサイズに蜜は多いようです。

最初に信州の蜜入りフジにであったのは、ワインに
詳しい三田村氏の紹介。
「このりんご、食べてみて」と事務所に持ち込んできた。
切ってみると中に蜜が入っており、甘くておいしい。
長野県三水で永年親密な付き合いをしている専業の
りんご農家の品だという。

信州三ツ井のりんごふじ

りんごの主産地は、長野県、青森県、岩手県などが
挙げられるが日照時間から有利なのは長野県だろう。
正月までに長野県の出荷がおわると青森のりんごが
登場するという。

すっかり気に入って産直で扱うことにした。
残念ながら一人の農家なので十分な量が確保できない。
進物を中心にわけてもらえるだけを販売していた。

折を見て長野へ出向いた時にお会いすることができた。
座敷に通されお茶をいただいた。お茶請けにこんなもん
しかなくてと差し出されたのがご当地の野沢菜漬。

お茶といえばたいてい菓子でなくお漬物が信州の定番らしい。

帰りの難もの、B級品をわけてもらい車に積み込んだ。
その後も時々スーパーでりんごを買ってきているが、
三ツ井武司のりんごを超える味に出会ったことはない。

蜜入りりんごの正体とは・・・

蜜の正体は、水分とソルビトールという糖分の一種なのです。
ソルビトールとは葉で作られたデンプンが変化したものです。
果実が成長するとソルビトールをブドウ糖に変える酵素の
働きが低下し、 ソルビトールが維管束(いかんそく)を破って
果肉に流れ込んだ状態が蜜が入ったように見えるのです。

気象条件も影響しており、収穫期に雨が多い年は
蜜の入り具合も多いようです。

香気成分テルペン 自然の香りに、心底いやされる

森林が持つ癒し効果の要となるのが、
「テルペン」と呼ばれる物質。

木が光合成を行うときに発散する
揮発性の成分で、ほのかな臭いがあります。

森の中で時折り感じるツンと澄ました香りは
この成分によるもの。

このテルペンは、実に不思議な物質。

香りをかぐと血圧が下がって安定したり、
免疫力がアップしたり。体に多くの好影響を
もたらすことで知られています。

さらに、ストレスを軽減させるという働きも。

心にも体にもうれしい、まさに自然の恵みなのです。


森林浴でリフレッシュ!

Lindenbaum in Aoyama-Kogen に、
いらっしゃいませんか?

1/f ゆらぎ  森林浴でリフレッシュ!

知っておきたい森林の癒しの要素は、音。
小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、
風が通り抜ける音や梢のこすれる音。

耳を澄ますと、森の中ではさまざまな音が
聞こえてきます。

これらの音に共通しているのは、
ほどよく不規則であること。

単調さと不規則さがちょうどよく混じり合った、

いわゆる ” 1/f ” ゆらぎ という状態です。


こうした音の波長は人間の耳には
非常に心地よく響き、
リラックスさせる効果がもっとも高いと

いわれています。


森林浴でリフレッシュ!

Lindenbaum in Aoyama-Kogen に、
いらっしゃいませんか?

加藤登紀子のほろ酔いコンサート

  • Day:2012.08.26 17:14
  • Cat:長龍
色紙のサインに1979年とある。
今から33年前になる。

株式会社飯田に入社し、長龍の企画と宣伝を担当するように
なったのが25歳の頃。お会いしたのは毎日ホールだった。
年末になると決まってほろ酔いコンサートを全国の主要な
都市で開催するのが通例になっていた。

京都は歌舞練場、大阪は毎日ホールで行われるコンサートに
スポンサーとして振る舞い酒を用意するのが長龍の役割だった。

加藤登紀子ほろ酔いコンサート表紙
会場と同時に押し寄せる来場者に木の杓でロゴ入りの紙コップに
お酒をついで渡していく。ベルが鳴るまでの30分なので
とても忙しい。良く飲む人は何度もお酒を取りに来る。

2度ほど手伝いをした時に、もう一日コンサートを増やして
長龍貸切のほろ酔いコンサートを長龍の愛飲家だけ招待して
実施したいと願い出た。
いい案だと受け入れてもらった。

秋の需要期に葉書をお酒に添付し応募者を集めた。
厳選に抽選し一千名近い愛飲家と会うことができた。
もちろん長龍のCMソング
♪なるほどよい酒 ちょう~りょう~♪も歌ってくださった

加藤登紀子さんといえば知床旅情を思い浮かべる。
森茂久弥が作った歌を加藤さんも歌った。
結果的に加藤さんの歌の方がヒットし、昭和を代表する
歌の一つになっている。

その後百万本のバラ、難破船などを出し、宮崎はやお率いる
スタジオジブリの「紅の豚」の主題歌や高倉健主演の
居酒屋兆治などの出演もあった。

中国生まれで京都育ち、京都のおうちはロシア料理の店として
知られる。ご主人は学生運動の闘志で留置場生活を経験している。
その時の歌が、ひとり寝の子守唄だと言っていた。

コンサートの度に楽屋を訪ね挨拶をしCDにサインをおねだりしてきた。
リンデンと知り合った頃には百万本のバラのCDに妻の名前入りの
サインをしてもらってプレゼントにしたり。

長龍の歴史を語る時に、かかすことができない人となっている。

沖縄サミット泡盛特集10撰

  • Day:2012.08.25 23:00
  • Cat:焼酎
一旦火がついた焼酎ブームはとどまるところを知らない。
東北は甲乙混合の大型容器が売れていたが、関東は
ほとんど焼酎を飲んでいなかった。

それがブームの影響で酒屋、居酒屋が置き出したので
品薄状態が続いた。

2000年にはサミットが沖縄で行われることになった。
さらなる泡盛ブームも予見されたので沖縄全県を
訪ね主要な焼酎メーカーの特約を取り付けた。

大阪には大正区という地区があり沖縄出身者が多く
住んでいる。沖縄料理の専門店もありそこでは泡盛が
古くから飲まれている。

ただこの地域の流通は特別で並行輸入品な安い泡盛が
横行していた。

泡盛沖縄サミット特集10撰

宮古島の菊乃露や石垣島の八重泉、与那国の舞富名など
離島の泡盛も品揃えして10撰のチラシを作った。
沖縄の地図を群青色の海に浮かべて、土地土地の泡盛を
プロットした。

この頃から南九州でもゴーヤの栽培が盛んになっており
その後夏の料理として各家庭でもゴーヤチャンプルなどが
登場するようになってきた。

また歌手の浜崎あゆみが疲れた時の補給として「もろみ酢」を
飲んでいるとテレビで語ったために市場のもろみ酢が消えるという
事態が生まれた。
酢といえば酢酸が主体なのでその酸っぱさが苦手な人は
多いようだ。その点もろみ酢の主成分はクエン産なので
レモンに似た酸味なので鼻をツンと刺激することもなく
すんなりと受け入れられたようだ。
とはいえブームは一過性に終わり一年もするとすっかり
忘れられてしまった感がある。

泡盛の一番好きな飲み方は水割りだ。黒麹による酸味があり
口中をさっぱりさせてくれる。二日酔いになりにくいとも
言われている。小生の限度は3(酒一合、ビール一本、
焼酎一杯)だが、泡盛だと5杯飲んでも堪えない。

泡盛の良さが発揮されるのは43度の古酒。
5年ものの古酒を国際規格のテイスティンググラスで
利いてみるとブランデーに似た甘い香りが漂う。
ぜひ一度試してみては。


うまかばい本格焼酎20撰

  • Day:2012.08.25 23:00
  • Cat:焼酎
1999年頃は一大焼酎ブームが巻き起こった。
雑誌dancyなどが南九州の焼酎を取り上げたことで
森伊蔵や村尾など幻の焼酎が誕生した。

こうなることはある程度予想していた。
火がつく蔵はどこか?
今後伸びる蔵元はどこか?
すぐさま伸びそうな蔵元にアポを入れ九州に飛んだ。

目をつけたのは甕壺仕込を行っている蔵。
大量生産だとやはりありがたくなし。昔ながらの少量
甕壺仕込みと聞くとそれだけで美味しいに違いないと
思う。

うまかばい本格焼酎20撰

取り上げた20品目は当時すでに特約で販売していた
大手の品もいくつか含まれてはいるが、2年かけて
特約にこぎつけた蔵が多い。

大分県はいいちこの牙城で大分麦焼酎は避けることにした。
麦焼酎の元祖はやはり長崎県壱岐の島だ。数社見本を取り
寄せたが常圧蒸留の麦はのどこしが気にかかり、一番
穏やかな山乃守(やまのかみ)に決めた。

宮崎では幸蔵と麦笛にした。とくに幸蔵の尾前氏とは
馬が合い何度かお会いした。幸蔵の壺入り35度は柄杓付きで
何ともしゃれている。味もまろやかでバランスが整っており
好きな芋焼酎の筆頭に上げられる。

ダバダ火振りは四万十川源流にある蔵元で地元産の栗を
使った珍しい焼酎。その後火がついて品薄割り当てとなった。

熊本の文蔵は米焼酎だが減圧でなく常圧に拘っていた
数少ない蔵元。

鹿児島の黒蔵は芋の集荷卸が酒蔵を買収して始めたところで
ラベルなどの開発もお手伝いした。

奄美大島の弥生「碧い海」はこの品揃えのために新たに
発売してももらった。当時流行り始めた薄いブルーの
フロスト瓶を使い南国的な雰囲気を出すことで奄美の
土産としてもふさわしい顔にした。ネーミングは
ライブで知った上々颱風(シャンシャンタイフーン)の
愛よりも青い海をヒントにした。

与那国の舞富名はことのほか思い入れが強い。
阿倍野の近鉄百貨店で九州・沖縄フェアがあり、そこに
蔵を任されている舞富名の実兄が試飲宣伝で行くので
ぜひ会ってほしいと連絡があった。商談をし、最後に
与那国に行きますと言うとおせじで言う人は多いが
実際に来る人はほとんどいないと反論された。
ならば行ってやると意固地になって翌年に石垣、宮古、
与那国と出張を組んだ。

与那国といえば「どなん」が有名。石垣から船で与那国に
渡るは難儀する、ところから渡難(どなん)の名前がついた
そうだ。小生は味比べした中では舞富名をとった。
現地で弟さんに案内され一晩お世話になった。
焼酎で言うハナタレ、バクダンという蒸留して最初に
出てくる度数の高い部分はECとの協議で43度までと
決められているが、昔から与那国だけは60度を出してきた
という理由で今も唯一60度の原酒がある。

4升買い求め後日宅急便で自宅に送ってもらった。
今床下で甕壺に入れて寝かせてある。
15年古酒になっている。

川崎徹(かわさきとおる)と長龍

  • Day:2012.08.25 21:00
  • Cat:長龍
1990年8月17日 川崎徹氏が長龍にきた。
秋からのCMを彼にお願いすることにしたから。

やる気はためき株式会社 長龍 と連呼するCMで
商品別にいくつかのバージョン違いを用意した。

出演するのはすべて長龍の社員だ。
そのための実行委員会を作り、部署代表者20名で会議を
開き、応募者を決めオーディションのテープを彼に
送り出演者を決めていった。
中には社長が登場するシーンもあった。

川崎徹の色紙

この種のCM撮りには彼は定評があり、その代表作には
関西電気保安協会のCMがあった。

ナレーションは素人なので難しくうまくしゃべれない。
そこで女性二人に同時にしゃべらせしかも早口言葉のように
普通よりも早くしゃべるように指示していた。
できあがればそれなりに聞こえてくる。
モームスでもAKB48でも複数人ではもれば上手にきこえて
くるから不思議だ。

このシリーズは2年続いた。
知名度は上がったがお酒の味が変わったと従来の愛飲家から
お叱りの声もあがった。日本酒のCMは、きれいどころが
出てきてお酌をしたり歌を全編に流すなど昔の手法が
今も常套手段として通用する保守的な業界なのかもしれない。


プロフィール・ガイド

川崎徹(かわさきとおる)
1948年東京都生まれ。
早稲田大学政治経済学部卒業。
電通映画社に入社し、CMディレクターとして80年代を活躍。

糸井重里、仲畑貴志とともに広告業界を遊んでいた。

富士フィルムでの「それなりに」など生み出された流行語多数。

不可思議な小説も書く人です。昔のものは手に入りませんが、
『〇(ゼロ)』あたりはまだ買えます。
タレント的認知のほうが大きいのでしょうかね。

2000年記念 馳走づくし北海道特集

  • Day:2012.08.25 21:00
  • Cat:商い
2000年という区切りの良い年に特別な企画をしたいという
思いにかられ馳走づくし特別企画まるごと北海道を実施した。

私が馳走づくしを担当する前にすでに馳走づくしは出来上がっていた。
お取り寄せを先駆けて実施したもので、千趣会の頒布会方式を
産直で行うもの。毎月2つの商品の中からお好きな一品を選んで
年間12回の品が自宅に届くというもの。

馳走づくし2000年北海道フェアー チラシ

りんごやじゃがいも朝採りスイートコーン、メロン、ハム、
アスパラ、カニなどなど。

今でこそお取り寄せは当たり前になったが、当時はまだ珍しく
人気があった。

すでにその頃は百貨店の催事で北海道フェアは春の目玉で
どこの百貨店でも必ず当る企画だった。

その後北海道が主体となって東京と大阪で年一回業者が
出向いてきてバイヤーのための試食商談会を行うように
なった。

2000年企画は生産者の顔写真を加えたいと考え、北海道へ
出張した。基点を帯広の北海道ホテルにし士幌町や
池田町、足寄町、清水町などの生産者を訪問し写真に
収め受注用のチラシに活用した。

その後移動で馳走づくしの担当からは離れたが、大名漬本舗を
担当するようになりスイーツのお取り寄せがブームになって
きたのを受けて北海道産の冷凍のスイーツを取り上げたり、
春先には北海道フェアーと題して10種類ほどの商品を
特集し集客の目玉とした。

難波利三と長龍

  • Day:2012.08.25 20:00
  • Cat:長龍
毎年秋になると日本酒の需要期になる。
その頃に頒布会の案内や秋の消費者プレゼントの案内などの
ダイレクトメールを出すのが恒例となっていた。

一度お酒に関する思いをエッセイに綴ってもらいたいと
関西を中心に活躍している文筆家にお願いすことにした。

そんな中で浮上したのが難波利三氏だった。
難波さんは根っからの日本酒大好き人間、きっと快く
受けてくれるだろうと代理店にお願いしてみた。
結果寄稿してくださり無事企画は実行された。

難波利三の色紙

難波 利三氏プロフィール

昭和11年(1936年)9月25日生まれ。 島根県温泉津町(ゆのつちょう)出身。
現住所:大阪府堺市晴美台 関西外国語短期大学中退後、
プラスチック業界新聞に勤務中病気に倒れ療養のかたわら執筆活動を行う。

昭和39年(1964)「夏の終る日」小説新潮人選
昭和47年(1972)「地虫」(じむし)第40回オール読物新人賞受賞
昭和59年(1984)「てんのじ村」第91回直木賞受賞
平成10年(1998)第33回大阪市「市民表彰」(文化功労部門)受賞

日本文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員
平成11年(1999)10月 大阪市立クラフト(工芸)パーク 
初代館長に就任。大阪市教育委員以上に属して、
人情ものの現代小説を各誌に発表するかたわら、
テレビ出演、講演などに活躍中。

主な著書
てんのじ村(実業之日本社) 
イルティッシュ号の来た日(文芸春秋社) 
大阪希望館(JDC)
大阪笑人物語(新潮社)舞台の恋人(中央公論社)
小説吉本興業(文芸春秋社)
草暖簾(くさのれん)(実業之日本社)など多数。

成瀬國晴と長龍

  • Day:2012.08.25 20:00
  • Cat:長龍
根っからの阪神ファンの成瀬さんはタイガースのイラストなど
多くの作品を残している。

長龍愛飲家の会報に彼のイラストを起用したことでご縁ができた。
その時の差し入れの長龍に対し色紙を書いてもらった。
その手際の良さ、完成度の高さにプロを実感した。成瀬國晴色紙


成瀬國晴氏は、大阪市浪速区日本橋3丁目旅人宿「むかでや」の
4人兄弟の三男として生まれる。

関西を活動の拠点とし、テレビ番組のロゴや番組セットのデザイン、
落語会のポスター画などを手掛ける。
主に、著名人の似顔絵を描く。

川村龍一と長龍

  • Day:2012.08.25 20:00
  • Cat:長龍
仕事上の関係はなかったが芦屋でも加藤登紀子さんの
コンサートでお会いして長龍の大吟醸酒を進呈した。

その時のサインがこれ。音楽通の川村龍一は時々
渋い声で小生の知るアーティストなど紹介していたので
男子寮の寮管をしていたころ目覚まし替わりに
毎日放送の「おはよう川村龍一です」を鳴らしていた。

川村龍一の色紙

川村 龍一(かわむら りゅういち、1943年4月7日生れ)はラジオパーソナリティー。
東京都で生まれ、神奈川県と兵庫県で育つ。

兵庫県立芦屋高等学校、関西学院大学文学部卒業。
学習研究社勤務(音楽雑誌編集スタッフ)を経てパーソナリティーに。
デビュー当初は東京を中心としたが、現在は関西に本拠を置く。

愛称は「デデちゃん」。
ディスクジョッキー初期の頃は、芸名を「矢沢 二郎(やざわ じろう)」、
後に「川村 尚(かわむら ひさし)」と名乗っていた。

1983年から2002年まで、毎日放送ラジオの「おはようMBS」
(後に「おはよう川村龍一です」)に出演。

それまでの音楽DJから一転、朝の情報ワイド番組を担当し、
同局の聴取率アップに貢献する。

中でも1995年に発生した阪神・淡路大震災の時は、本番前、兵庫県
芦屋市の自宅出発直前に被災(自宅の倒壊は免れた)。

放送開始(午前6時30分)のスタジオ到着には間に合わなかったものの、
大阪・北区の毎日放送本社まで、タクシーで移動しながら携帯電話で
レポートを入れ続けた。

「阪神高速道路神戸線の高架が倒壊した」という情報は、どこのメディアよりも
早く川村が、この番組の冒頭で伝えた。

この災害放送が評価され、1995年度のギャラクシー賞(放送批評家協会賞)の
ラジオDJ・パーソナリティー賞を受賞した。
2006年4月から、大阪芸術大学短期大学部広報学科教授兼広報学科長に就任した。

出演番組
「ヤングおー!おー!」 
「MUSIC IN USA」
「POPS IN PICTURE」 
「ダンシング・ベースボール」
「おはよう川村龍一です」
「火曜S 川村龍一のリバー・オブ・ドリームズ」

伊東ゆかりと長龍CMソング

  • Day:2012.08.25 20:00
  • Cat:長龍
加藤登紀子さんとの契約が終了した時に次のコマソンを
誰に頼むかということで候補を探していた。
柳ジョージや伊東ゆかりの名前があがった。

伊東ゆかり-小指の想い出レコード

やはり女性がいいだろうと伊東ゆかりに決め1994年3月1日に
東京のスタジオで歌の録音が行われた。
その後数年ラジオのCMを中心にその歌が流れた。

伊東ゆかりといえば、まず思い出すのが「小指の想い出」だろう。
「あなたがかんだ小指がいたい・・・」と愛くるしく歌った
その曲は1967年に爆発的なヒット曲となった。
その後の恋のしずくなどヒットをとばし時の人となっていった。
1969年にはNHK紅白で赤組の司会を担当している。

真夏もひんやり 木々の蒸散作用は天然のクーラー

森林が持つ癒し効果のひとつが、
気象緩和機能と呼ばれるもので、
温度を一定に保つ働きがあります。

夏はとくに、その働きが顕著になります。

葉はつねに水分を蒸散させているのですが、
その際の気化熱作用によって温度が下がります。

また、葉が茂ることによって日光がほどよく
さえぎられることも、効率的な温度緩和に。

暑い夏の盛りでも、森の中に入ったとたん
ひんやりと気持ちよく感じられるのは、
こうした自然作用のおかげ。


森林浴でリフレッシュ!

Lindenbaum in Aoyama-Kogen に、
いらっしゃいませんか?

長龍PR映画 手造り寒造り

  • Day:2012.08.25 17:30
  • Cat:長龍
厳寒の午前3時、酒造りの一日が始まる。
みちのく岩手からやってきた、南部杜氏と蔵人たちの
姿を通して長龍の手造りにかける心意気を描いていきます。

奈良県広陵町の酒蔵をリニューアルしたのをきっかけに
PR映画を作る案が浮上してきた。
酒造りの工程を販売店や愛飲家に見てもらって
その後の販売に役立てようという。

一応のシナリオを起こすように上司に指示された。
話はどんどんと膨らみ当時CMの撮影をお願いしていた
スタジオ・ハイスピードのマネージャーが人選して
きたリストに、黒澤映画のカメラマン「宮川一夫」の
名前があった。

黒澤明の羅生門や篠田正浩監督の瀬戸内少年野球団など
多くの映画を撮影している。

照明は同じく黒澤門下の佐野武治氏。宮川一夫氏とは
先の二つの映画で組んでいる。黒澤明の大作、乱も照明は
佐野武治である。

音楽は、宮崎尚志氏で大林監督のさびしんぼうの音楽も
担当している。ナレーターはフーテンの寅さんシリーズで
倍賞千恵子演じるさくらの夫役で知られる前田吟氏。

長龍手造り寒造りリーフレット

撮影は早朝から夕刻まで5日間続いた。音楽は東京のスタジオで
弦楽器等10名ほどで録音していった。宮崎氏はあらかじめ映画の
ラッシュといわれる編集前のフィルムを見て作曲してきている。
宮崎尚志氏が用意した譜面を見ながら音合わせが1~2度行われ
直ぐに本番。20分ほどの映画なので難なく取り終えた。

ナレーションは前田吟氏。彼にも台本が与えられ一度下読みしたら
もう本番取りをするという。彼もプロ中のプロ。自分で
抑揚をつけながらほぼ一発OKでスタジオを後にした。

宮川一夫氏は撮影の間に喜寿を迎えるいい、上司が
気を使って八尾市の桃林堂の華山饅を77個飾り盆に盛り付けて
差し入れした。彼はお酒がダメで甘いものには目がないと
言っていた。

カゴを使って米菓やお茶を魅せる

  • Day:2012.08.24 21:00
  • Cat:商い
奈良市の三条通りのお菓子やさんで大きなカゴを使って
米菓を山積みしているのに出会った。1袋だといくら、
3袋ならいくらとまとめると割安になるミックスマッチという
売り方で確か3袋で1000円だったと記憶している。

カゴに大量に積んでいるので否応なく目に留まる。
掛け声も元気がありよく売れていた。こうなると
一つだけ買うのは損をした気分になるので大半の人が
数種類の中から好みの3袋を探し始める。

そんな光景を目にした後で、京都の地下街を歩いていた時に
バック屋さんがリニューアルのためにバッグを入れていた
カゴを処分販売していた。足つきで一組5000円とあった。
すかさず2組買い求めお店の山田あられの陳列に使うことにした。

山田あられ陳列かご

案の定雰囲気がぴったりで狙い通り。お客様も感じがいいと
言ってついつい3袋を買ってしまうらしい。

嘉兵衛のお茶を売る時もふさわいいカゴがないか探していた。
旅行で兵庫県へキャンプに行った帰りに骨董屋さんの
店先に茶摘のカゴを売っているのを見つけた。
2000円と値段がついていた。これにも花台用の脚をつけ
目線に入る高さまで上げてそこにほうじ茶の200gと得用
500gを投げ入れた。

奈良市のくるみの木、平城の店では大きなザルカゴに嘉兵衛の
ほうじ茶を入れて販売している。もちろん輸入物ではなく
国産のきちんと編まれたカゴに。

ありきたりの棚や段ボール箱だと安さが前面に出てくるが
専門店の陳列は一工夫も二工夫も必要だ。
この什器がいいねと言ってもらえれば商品の価値は伝わり
定価で商品が売れていく。

赤ワインとジャズボーカルで熟睡

  • Day:2012.08.24 21:00
  • Cat:音楽
小生が唯一ポッドキャストで聞くのがサントリーの
アヴァンティという番組。
様々なゲストがバー・アヴァンティにやってきて話を
していくというもの。

先日の放送では、埼玉医科大学の和合治久教授が睡眠に
ついて話をした内容に同感した。

枕元に音楽を用意して聴きながら眠ると熟睡できるという
話で、教授はモーツァルトの曲を研究して、「モーツァルトを
聴けば病気にならない」モーツァルトを聴けば免疫力が高まる」と
いったCD付きの本を出版している。

モーツァルトがおすすめな理由は、和音が豊富で倍音効果がある、
高周波音とゆらぎ音で副交感神経に作用してリラックスする、
脳でセロトニン物質が出て睡眠に効果があるメラトニンに変わる、
という根拠。

市販の睡眠剤などに頼らずに寝る前に30分でもモーツァルトを
聴けばすっきりとした朝が迎えられるという。

赤ワインにも似たような効果があり、メラトニンが含まれるので
ナイトキャップにいいという。

ipad ジャズボーカルウーマン

小生はもっぱら女性ジャズボーカルを聞きながら寝ることを
習慣にしている。アマンダ・ブレッカー、エミー・ワインハウス、
アネケイ、ダイアナ・カール、ハリー・ローレン、ホリー・コール、
ニッキー・パレットなど最近のボーカルを集めipadでシャッフル
して流すようにしている。

コレクションも1000曲近くなっているので同じ曲が繰り返される
こともなく鳴り続けてくれるので有り難い。

レコードの時代だと針が擦り減りそうでおちおち寝てもいられない。
いい時代に生きたと喜んでいる。

イヴォンヌ・ウォルターが歌うコルトレーンのballads

  • Day:2012.08.22 22:00
  • Cat:音楽
2年程前にネットで知った女性ジャズボーカルのCDを
レンタルショップのツタヤでずっと探していた。
新譜落ちしてもレンタルに廻ってこなかったので、
久しぶりにCDをアマゾンで買うことにした。

タイトルは、「バラード」
ジョンコルトレーンのバラードをカバーしたものだ。

オランダから、女性ジャズ・シンガーのイヴォンヌ・ウォルター
(Yvonne Walter)が登場!
2009年6月24日に発売されるアルバム『
アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
~シングス・ザ・コルトレーン・バラッズ』にて日本デビュー。

今作は彼女が一番影響を受けたという、ジャズの歴史に燦然と
輝くジョン・コルトレーンの名作『バラード』を、
ヴォーカル・アルバムとしてよみがえらせた1枚。

イヴォンヌ・ウォルターとコルトレーンのバラード

晩年のアン・バートンを支えたピアニストの
ロブ・ヴァン・クリーヴェルドらをバックに、
シックでアダルトなアルバムに仕上がっています。

コルトレーンの死から42年を経て、ヴォーカル・
アルバムとしてよみがえる名盤『バラード』。
ジャズ・ファンならばおさえておきたい注目の作品です!
(6月9日15時14分配信 CDジャーナル)

イヴォンヌはハスキーな声ではないが、ややドスのきいた
アルトの太い声で味わいがある。
歌い方はかなり個性的で好き嫌いがはっきりわかれるところだ。

彼女のCDをipad に入れて持ち運び何度か聴いた。
原曲のイメージと違うので改めてコルトレーンの「バラード」
をipad に同期し聞き比べてみた。

コルトレーンのテナーサックスはメロディーを忠実に奏でて
おり、ボーカル以上に謳っている。コートにすみれなど
この種のバラードは大好きだが、この後コルトレーンは
前衛的なジャズに倒錯していくことになる。

イボンヌの個性的な歌い方は、舞台で女優がセリフを
しゃべるように語りかけながら歌うという特長がある。
ジュリエットグレコの枯葉の歌いだしと良く似ている。

ワインハウスと並び聴くほどに味わい深くなるイヴォンヌが
加わったことでコレクションに深みが増した。

薪ストーブ レンガの壁面が完成

炉の壁面をレンガで作ることになり、薪ストーブ屋さんの
施工例やブログなどみて参考にした。

住まいも狭く極力小さく収めたいのがリンデンの主張。
火災の心配あり最低でも幅1m×高さ1mは必要だと
いうのが焔鹿の見積もりにあるよと小生が説得。

レンガをなるべくカットせずに積む方法を選んだ。
小生の負担の軽減と完成までの時間を節約するために。
薪ストーブの炉台と壁面

結果として横に4個のレンガを並べその左右に直角に
レンガを出す。およそ115cmの幅になる。その上に
3個を横に並べ左右にレンガ一個づつ配しウイングを
付ける。この2段のパターンを繰り返して積み上げていく。

レンガは石窯で使い始めたので少し慣れてはきたが
一人で全てをやるのは初めての経験。セメントをこねて
ぬらしたレンガの上に置きレンガを重ねて金槌の柄で
トントンとたたき付けながら水平を出していく。

今回は極力目地を出したくなかったので必要最小量の
セメントを使うことにした。

朝の6時から作業をはじめ最後のレンガを積み終えたのは
夕方の6時だった。途中休憩を取ったのでかれこれ10時間の
作業。

自分ではきちっとまっすぐに並べたつもりではいたが
完成したものは数箇所いびつになっており満足のいく
できではなかった。
近々理想的な炉台を追求してやり直す自分が見える。

性格的にこの種の単純できっちりとした作業の繰り
返しには向いてなく、創造的なことが大好きな
小生とっては飽きやすい作業でもある。
ここでもB型のあらっぽい性格が出てしまった。

とはいえ初めてともいえるレンガ積みを経験して
おおいに自信がついた。

今後もガーデニングでレンガを多用するので定年後の
ありあまった時間を有効に活用してきっちりとした
仕事をするとしよう。

色合いが大好きなフランス製レンガ

レンガで薪ストーブの炉台を作ることになったのは
そもそも見積もりが高かったから。
予算では100万円以内に抑える予定が、炉台と壁面の
パネル、それらの搬入と取り付け費用で15万円ほど
の見積もりが出ていた。ならば自分たちでという
流れになった。

炉台のレンガは幸いにして尼崎の中古レンガ屋さんで
半分に割った耐火煉瓦を見つけてそれを取り付けた。

壁面のレンガも同等のベージュ色のものをリンデンが
探そうと言ったが、十数年前に書斎をリフォームした
時に買った耐火レンガを使おうと小生が言い出した。
数箇所のホームセンターを見て廻っても気に入った
ものが見つからず、ロイヤルホームセンターで同じ
柄のレンガが今も販売しているのを見つけた。

フランス産レンガ
フランス製のこの耐火レンガは、部分的に鉄分を
吹きかけて焼いたようで陶器に似た模様が様々な
形や色でできており二つとして同じものがない。
これらを組み合わせればいい雰囲気の壁面ができる
というのが小生の主張。

社会人になったばかりの時に買ったダイヤトーンの
大きなスピーカーの置き台に使ってあったレンガは
一つのスピーカーに16個、左右併せて32個あった。
これに新たに買い足した60個のレンガを青山高原に
運び込み一個づつ水洗いして似たような模様毎に
分け、下段に濃い色合いのもの、上にいくほどに
優しい模様のものと積んで行くことにした。

レンガとケイカル板、ボンドやセメント代など
手間賃を除くと3万円ほどで台と壁面ができる
計算になる。

こうして12万円を節約することにした。


最初一番悩んだのは床とレンガの間に敷く板のこと。
ケイカル板を工務店さんに教えてもらったので
一気に解決した。次が通常の厚さの半分のレンガを
見つけることだった。拘らなければ量産したものは
あったが単調で使いたくなかった。中古レンガ屋さん
で半分にカットしたレンガを見たときにコレダと
ぴんときた。

薪ストーブが付いて火を灯した時にフランス製の
ベージュを基調とした地肌に所々に焼きこまれた
ピンクやオレンジ、鉄さびの茶色が全体と調和し
何ともいえぬ暖かい雰囲気を与えてくれるであろうと
今から楽しみにしている。

また上部をひな壇式にしたのは、伊賀の陶芸作家の
動物などの陶器が手に入ったら飾ろうとも思っている。

鹿を10頭ほど乗っけるのも面白いかも?







塩麹を使ったヘルシーなクラッカー

  • Day:2012.08.17 21:00
  • Cat:料理
夕食に塩麹キムチが登場した。
今日スーパーに並んでいたので買ってきたという。
製造元は備後漬物で小売価格は198円だそうだ。

早速食べて見ることに。
白菜の表面に米こうじが形を残して乗っかっている。
味は・・・

甘酸っぱいというのが一番ふさわしい表現。
キムチ特有の辛さは抑えてある。

辛党の小生には断然物足りないが、女性群には受け
そうな味だ。

日本ハムの塩麹チキンに続く塩麹の名前が前面に
出てきた商品がスーパーに並ぶのは嬉しい。

塩麹を使ったスイーツを作って欲しいとリンデンに
頼んであったが、先日生駒市のカフェHygge
探していたなたね油を購入したので実現した。

レシピ本を参考に、プレーンと青のりとチーズ味の
三種類のクラッカーが出来上がった。

塩麹と米粉のクラッカー

材料は、塩麹と豆乳、なたね油、中力粉、米粉、
ベーキングパウダーなど。40枚のクラッカーを焼くのに
塩麹を15g使う。

卵や砂糖を一切使わないので素朴で健康的な味に
仕上がっている。
最初に食べたのは孫太朗で、プレーン味を美味しいと
いいながら10枚ほどぺロッと食べてしまった。

会社で会議があったので席上で紹介し、皆にも食べて
もらった。女性群にはすこぶる好評だった。

グリコや森永の担当者が目に留めて商品化してくれると
いいのになと思っている。

曲げベニヤで作った石窯ドームの型

  • Day:2012.08.13 22:00
  • Cat:石窯
石窯のドーム作りと平行してリンデンはドームの型紙の
製作に苦戦していた。内径95cmのドームなので高さは
47.5cm、地球儀を半分に切ったようなこの丸をどうやって
再現するのか?

12分割にして切ってみたが張り合わせがうまく重ならない。

そこで知り合いの設計屋さんにCADを使って12分割の図面を
書き起こしてもらうことにした。

お願いすると翌日には図面がPDF のファイルで届いた。
図面のサイズは2.5分の1。A3サイズに収まる大きさ。
これを250%に拡大するので8枚に小さくカットしてから
拡大し実寸を得た。

これでボール紙の型紙を作りベニヤ板に鉛筆でなぞって
書いた。一枚ずつカットするのはカッターナイフ。
何回かなぞって待望の12枚の型が完成した。

ベニヤは曲げベニヤがおすすめだと今西工務店さんに教わった。
曲ベニヤとは、通常のベニヤとは異なり、自由なカーブ形状に
することができるベニヤ板のこと。
ビバの売り場の詳しい人に聞くと、曲げベニヤは2種類あり、
90cmのほうへ曲がるものが「3尺曲り」、長辺の180cmのほうへ
曲がるのが「6尺曲り」と呼ぶらしい。

欲しいのは一辺が80cmなので90cmの方へ曲がるベニヤを
2枚買った。一枚が1200円ほどと驚くほど高い。
結果として一枚で足りた。貴重なベニヤなので温存する
ことにした。

石窯ドーム部の曲げベニヤ型

ドームの一段目が完成したので3人がかりでドームへベニヤを
取り付けることにした。二人でベニヤを押さえつけ、布ガム
テープで貼り付けていく。ベニヤがふにゃふにゃと動くので
作業が難しい。角材を47.5cmに切り、中心部においてベニヤの
頂点部分を釘で打つことにした。

何とか3人がかりで丸いベニヤのドームが完成した。油断すると
飛び上がりそうなのでレンガを2枚頂点において置石がわりに
している。

このドームに沿ってレンガを少しずつ丸みを出していく。
四角いレンガを丸くする。なかなか手ごわい作業だが
一個ずつ積み上げていくしか手はなさそうだ。

石窯、ドーム部分の一段目が完成

  • Day:2012.08.13 21:00
  • Cat:石窯
盆休みの前半2日間で石窯のドーム部の一段目が
完成した。

中古レンガなので燃えて減ったりしたものは、
長さを11cmにカットして大きさを揃えた。

レンガの厚みは6cm、表と裏の切りたい大きさに
鉛筆で目印をし、ダイヤモンドカッターで切り込みを
入れる。深さは2cmほどしか入らないので、表面が
終わったらひっくり返して裏面を切り、両方が
終わったら金槌でたたいてポキッと割る。
その後に断面をダイヤモンドカッターでなぞるように
左から右、左から右と繰り返して平らにしていく。

石窯ドーム一段目

こうして切りそろえたレンガが50枚ほど。これを
耐火モルタルを着けて石窯の焼き台にくっつけていく。

耐火モルタルは水と混ぜて生クリームに似た柔らかさに
する。それをレンガの底面と側面の一つにケーキを
塗るような感覚でコテで塗っていく。

水平は金槌の柄の部分をトントンとたたいて水平レベルで
確認する。横っ腹をトントンしてレンガの横の目地を
合せていく。これの繰り返しで一周するとドームの
一段目が完成する。一段目を作るだけで丸二日かかった。
あと7段あるので先は長い。

あせってもしかたがないのでじっくりレンガと
対話しながら進めることにする。

「多分イタリアでもレンガ職人は我慢強く仕事をこなして
いるはずだ。昔の人はダイヤモンドカッターでなく
きっとハンマーとノミでレンガをカットしていたはず。」
だなんて言い聞かせながら・・・

薪ストーブの炉台が完成

薪ストーブの見積もりには、炉台と壁の耐火防止の
ためのウォールパネルに両方で15万円近くかかっていた。
予算的に厳しいので床には厚さを半分に切ったレンガを
並べることにした。

直接床に敷きたくなかったので今西工務店に相談すると
ケイカル板がおすすめだという。

ケイカル板とは正式名称「珪酸カルシウム板」といい、
消石灰、珪藻土、石綿に水を混ぜて練り合わたもので、
耐火性に優れ、 比重が軽いため幅広い用途で使われている材料です。
内装工事での使用場所は、「火を使うキッチンまわり」や
屋外で湿気の影響を受ける「駐車場の天井」「バルコニーの軒天」
タイルを張る為の下地や、飲食店の厨房等に使われます。

そこでビバでケイカル板を買うことに。厚さは5mmと8mmとあり
売り場の方に聞くと薪ストーブなら8mmは必要だという。
最初そこにセメントでレンガを貼り付けると言うとそれは無理。
セメントの水分がケイカル板を溶かすので止めたほうがいい。
石膏用のボンドがおすすめだと売り場まで案内してくれた。

見積もりでは床も壁も最低1メートル四方は必要とあったので
床はレンガの大きさに合せて横を103cm奥行き105cmとした。

薪ストーブの炉台レンガ並べ

リンデンがウッドデッキの上でレンガを選び黄色やピンクや
グレーなど色合いを調整しながら並べていった。それらを
一個づつ石膏用のボンドを3箇所筋を引きながら並べて
いった。セメントと違い目地を取らなくて言い分だけ
作業も早いし見た目もきれいに仕上がった。

後は幅木をボンドでくっつければ床部分は完成となる。

大名漬本舗の花だより 浮見堂の夜景

  • Day:2012.08.10 21:00
  • Cat:写真
浮見堂の夜景


奈良公園 浮見堂の夜景
桜咲く春、燈花会の夏、紅葉の秋、朝霧が立ち込める冬。
奈良公園の南のはずれ、鷺池に立つ浮見堂は平成の始めに
再建された六角のお堂。
のんびりとした鹿の歩きに合わせて悠久の浪漫にひたるもよし。
お盆の大文字送り火の撮影ポイントでもあり、高円山に
浮かぶ炎が楽しめます。

Nakamurayaのパスタはボーノ

生駒市の Natural Harmony の隣にあるカフェ Hygge で話が盛り上がり
ピザの話になったときに富雄にあるパスタの店”Nakamuraya”の話が出た。
あいにくリンデンも小生も名前は聞いたことがなかった。F女史は
そこのゴルゴンゾーラのチーズを使ったペンネがお薦めだという。
直ぐには早い時間だったので押熊の津遊でおしゃべりし、夜に
”Nakamuraya”に行った。

富雄のNakamuraya-パスタの店

F女史が言う中村君と若いバイトの子と二人で開店準備をしていた。
F女史イチオシのゴルゴンゾーラのペンネと北海道の短角牛を使った
トマトソース味のニョッキをオーダーした。それぞれが2000円と
書かれている。ウン、パスタ料理にしてはチト高いなあと思い
ながら期待して待つことに・・・

にんにくをオイルで炒める良い香りが店内に漂いだした。加えて
チーズの香りが充満する。

チーズを溶かして乳化させてるらしくフライパンを小刻みにゆすって
いる。タイマーのベルが鳴るとペンネを大きな鍋から揚げ
湯きりをしてフライパンに入れ、今度は手際よくパンを返して
和えている。最後がパルメザン・レッジャーノ。チーズ摺り器で
摺って上からふりかけている。

そうして目の前に二皿のペンネが用意された。
この二皿でオーダーした1人前だという。普通だと取り皿で
分けるというパターンだが最初から分けて出してくれるのは
嬉しい。

一口含んだだけでチーズの濃い味が口じゅうに広がる。
二口、三口食べるだけでもう十分満足するくらいの濃い味付だ。

食べ終えて少し待つと次の料理が運ばれてきた。
トマトソースで和えたオクラや芽キャベツにオーブンで焦げ目が
つくまで焼いたじゃがいものニョッキがのせられ、
さらに素その上に短角牛のバラ肉が載せてある。

こちらもしっかりとした味付けで個性的だ。時々あたる
芽キャベツが恋しくなる。

車だったのでワインは我慢。変わりにサラダかパンをオーダー
したらちょうど良い味付だったのかも知れない。

共に初めて食べる本格的なパスタ料理に満足して店を出た。
次回はぜったいワインを飲むぞと今から意気込んでいる。