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玄関座椅子・スツールが完成

  • Day:2013.02.28 20:00
  • Cat:木工
2月14日のバレンタインデーに始めたシン木工舎での木工教室。
3週目にして青山高原のヴィラ玄関に置く座椅子・スツールが
完成しました。(拍手パラパラ・・・)

こだわったのは天然木の楢材。
木目の美しさ、重量感といい最も好きな木です。
前職が奈良漬つながりだったからかも?

お手本は飛騨のオークビレッジ。
ここの製品はお値段が高いが作りがしっかりしていて
100年は使えます。

最初木組みでと願い出ましたが、初心者には無理といわれ
結局ビスどめになりました。

天部に6箇所、左右に4箇所の計10個のビスでとめています。
同じナラ材の余った部分でダボを作りビス穴を上から
埋めています。一目見てビスどめとはわかりません。

genkan-zaisu.jpg

材料費は8400円。手間賃を加えれば3万円近い品になりましたが
大満足の出来上がりです。

右の脚を見れば2枚の板を繋いで一枚にしているのがよくわかります。
このつなぎ目の段差を目地といいますが手でさわってひっかりが
なくなるまで根気よくサンダをかけます。最初は180番手、仕上げに
320番手を使い磨きました。ここで役立ったのが学生時代にしていた
麻雀です。盲パイ(もうぱい)と言って親指で麻雀パイの凹凸を見分け
目で見なくとも絵柄をあてる技です。
おかげで段差は皆無になりました。

仕上げは亜麻仁油を塗りました。最初バトンという塗料を薦められましたが
極力オークビレッジに似た質感に仕上げたいと思ったからです。
亜麻仁油は食用オイルとしても使われているほどですので
安全ですし香りもほとんどありません。

写真は一度塗りですので、さらに2回、3回と塗り重ねていきます。
数年すれば光で色合いの濃さも増していき良い味わいに
変わっていくというのも楽しみです。

ウレタンやニスを使っていないので小さいキズができますが
厚みが25mmあるのでサンダで磨きなおせば新品になります。

問題はこの中に入れ子にする薪入れ。
リンゴ箱やワイン箱のような四角い箱にしてキャスターをつけて・・・
と構想は決まっているのですが、材料費を見積もると
なんと22000円ときた。

即座にナラ材は諦めました。
さて材質をどう手当てするか。
現在思案中です。

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ブルーベリーの移植、秒読みの段階へ。

写真はピートモスを穴に入れて水で攪拌し、一時間ほど経過して
水が引いた後です。

この上に成木のブルーベリーの苗木を移植する予定です。
ブルーベリーの栽培は非常に難しく実をつけないケースも
多いと聞きます。

苗木の相性と土、日当たり、水はけ、水の多寡などが主な要因です。

peatmostoana.jpg

青山高原サニーヴィラのブルーベリーを植えようとしている場所は
斜面になっています。斜面自体は水はけがよくなるので問題は
ありませんが、理想は東西に並べるそうですが残念ながら南北の
配置となりますので少し日照時間が減ることになります。

斜面のデメリットは収穫しにくいことです。地面が高いところは普通に
手が届きました、坂の下部分は背が高くないと届かないので
脚立などが必要になってきます。

この土地はもともと手が加えられておらず数百年という時間の中で
上部には腐葉土がたまっていました。この部分は土の酸度(ph)が
5以下とブルーベリーを植えるのには理想の土でしたが松の根を
掘り返すときに他の土と混ざってしまいました。

写真の白い部分は砂質の部分でピートモスに混ぜて使えると判断しましたが
用心して取り除きました。成木の酸度を測ってラビットアイ系が
最適と言われるph4.3-5.3にあわせる予定です。

田んぼからの転作ではないので水はけは心配していません。
真夏の水やりが少し心配ですがコストコで買い求めたバレルや
雨水をためたり、小川の水を貯めて汲み上げればしのげるでしょう。

今回植えつける苗は去年まで現役だった12年生の苗で、
一種類はティフブルー、もう一種はホームベルです。
それぞれ5本ずつで合計10本植えます。

ホームベルは極晩成の中期、ティフブルーが極晩成の後期です。
青山高原は冷涼な土地なので8月の中頃から9月の末位の
収穫になるだろうと予想しています。
一本あたりの収穫量は1kgだそうです。3年後に10kg程度
の収穫が目安になりそうです。

今年は移植してすぐなので花芽を極力落として実もつけない
ようにして根っこに負担をかけないようにします。
そうすれば来年にはたくさんの実をつけるだろうという予想です。

本当にそうなってくれることを願いながらの作業が続きます。



斜面に木が立つという不思議

孫太朗くんに山にブルーベリーを植えると言ったら、

「斜めなのになんでうえられんの?」

と真顔で迫ってきた。

まだ3歳と10ヶ月だというのに本当に賢い。
しかも好奇心が旺盛だ。

早速 ipad を開いてこの写真を見せた。

shamen-maruti.jpg

ウオーキングで最近よくいく橿原運動公園に植わっていた木を
ビデオで撮っていたのが幸いした。
本人納得したようで遊びに専念しだした。


斜めに植えた場合に低い位置の根っこが地面に現れて木を痛める。
そこで必要なのが土を盛り上げたり、松の皮なので作ったバークや
ウッドチップなのでマルチングする必要がある。

青山高原のブルーベリーは小さい幹が5本ほど立ち上がっているので
少しイメージは異なるがほぼこんな感じになるだろう。

公園は風除けに添え木をしているがブルーベリーの場合収穫の際に
ジャマになるので角材を一本添え、シュロ縄で縛ることに決めた。

板を繋ぐ不思議な技にブナが活躍

  • Day:2013.02.22 20:00
  • Cat:木工
偶然からシン木工舎の木工教室に通うことにしました。
去年の12月にままごとキッチンをカインズで習ったのが初めての経験。
思いのほかキッチンの評判がよく少しだけ鼻を高くしております。

雪のため当分青山高原へはいけないのでヒマを持て余しており、
リンデンもれやこれや作って欲しいという思いもあって即決となりました。

最初に思いついたのが青山高原ヴィラの玄関ドアを開けてすぐ右に置く
スツール。玄関ベンチでもあり女性群が靴を履くときに腰掛ける座椅子です。
大きさは横が60cm、奥行きが35cm、高さが42cmです。

木材は高級なナラ材をリクエストしました。25cm幅、厚みが3cm、長さが3mの板です。
原価は8400円もします。
ナラ材にこだわったのはどうせ作るなら本格的な物をという思いです。

最初の作業は凡そのサイズに墨付けして切り分けること。墨付けとはカットする
位置に印を入れることで鉛筆で書いても墨付けという木工用語です。

丸ノコでざっくりと切り分けます。その後電動カンナで側面の水平を出します。

その次に登場したのが写真のチップです。

buna-joint.jpg

先生はこれをビスケットと呼んでいました。ナラ材の幅は25cm、目的の座椅子の幅は35cmですので
2枚つなぎあわせて一枚の板を作るわけです。
ボンドだけでくっつく? そんなわけないわなわ、と思いつつもどうやるかは不明。
謎が解けました。

スイス製のラメロ社がつなぎ用に作ったのがこのチップとチップを差し込むための
穴あけ機。繋ぐ板の側面にチップが半分収まるスペースの穴を開けます。

その穴にボンドを流し込みチップをはめ込んでくっつけクランプで挟み込み
一日置けば一枚の板になります。

ここでのポイントは穴の位置をピッタリと併せること。水平を保つことの
2点。つなぎに目地が出来ると後々サンダーで磨くのに長時間を要します。

このチップの材質はブナです。純正品だと少し高いですが類似の商品は
ホームセンターなどで一枚10円ほどで売られています。類似品は規格が
アバウトなのでものによっては厚さにバラツキがあり入りにくかったり
もします。ラメロ社の工具は高く最も単純な機能のものでも8万円、
凝った品だと15万円ほどします。

模様のつなぎ目を一枚の板のように自然に見せるのが今後の課題になりそうです。

今回のナラの木目は揃っていていい材質だとほめてもらっています。
いうところのビギナーズラックということでしょう。