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麦ロックはエルコーレがおすすめ

  • Day:2013.08.22 18:20
  • Cat:焼酎
老松の仕事をするようになって焼酎を飲む機会がぐっと増えた。
過去も焼酎のバイヤーの経験があるので飲んではきたが
今ほど真剣に効き酒をしてきたかというと疑問も残る。

というのは麦焼酎との比較になるからだ。
いいちこの20度だったり、なしかの20度だったりと特長が
見つけにくい同じ麦焼酎との比較となる。

それでも単一ではないので熟成酒とのブレンドの違いなど
微妙に差が出ている。

小生は、国際規格のテイスティンググラスで効きをする。
白ワイングラスでもいいと思う。香りと味を利き分けた後は
お湯割りで確認する。残った焼酎はブレンドしてロックや
水割りで飲んでしまう。

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写真は左からテイスティンググラス、中央は小鹿田で見つけた
柳瀬晴夫作の焼酎マグカップ、右端は天王寺のクロワッサンで
見つけたイタリア産のエルコーレ300cc小売り300円前後と
比較的安いし肉厚なのでたくさん入っているように思うし強度も強い。
業務用にも向いている。小鹿田焼は湯割り用、エルコーレはロックと水割りの撮影用。

こうした事を繰り返すので最近めっきり日本酒を飲む機会が減った。
最近のトレンドでは小さな蔵元の、無ろか生酒が好調らしい。
ブレンドも濾過もしておらず、中には微発泡酒もあり個性的でいい。
価格は720mlで1500円前後が多い。

この種の日本酒は断然白のワイングラスがいい。
ワインのように酒をまわすと香りが立ち特長が良くわかる。
最初は冷えているので香りも穏やかだが、温まるうちに
強く香りを感じるようになってくる。

酒肴はあまり必要とせず、小生はピスタチオをむきながら
飲むパターンが多い。剥いている時間は酒は口にしないので
ゆっくり飲む事ができる。
冷酒はピッチが早くなりがちで後でよく酔う。
二日酔いで翌日飲めないなんて悲劇は繰り返したくない。
休肝日なし、365日酔っぱらって早く寝る。

だから朝起きるのも早い。
お日様が昇る頃には動いている。
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大人気。日田小野の自然プール

先ほどみのさんの番組で日本一暑いところはどこかという
コーナーに日田市小野にある自然プールが紹介されていました。
懐かしく、急ぎご紹介します。

小生が子供頃は自宅近くの「うずめ」と呼ぶ川で水遊びするのが
夏休みの日課でした。三隈川の上流、花月川になります。
先日帰省した際に小学5年生の姪の息子に聞くと遊泳は現在
禁止されているそうです。
急に深くなったりして危険だし、昔に比べると水質も悪くなっている
からなのでしょうか?
子供たちの楽しみを奪っているようで残念な気もします。

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自宅から小鹿田焼へ向かう道の側に小野川自然プールがあり、そこは
プールのように川の一部を囲って泳げるようにしています。
ウオータースライダーもあって大人気。多い日だと1000人近く
くると言います。
ここ小野地区はブランド梨の日田梨でも有名なところ。

日田は最高気温が全国一高いことで時々ニュースで取り上げられます。
今年は四万十川にそのお株を奪われたようですが、すり鉢上に
なった盆地の特性から夏暑く、冬は底冷え、霧が深い町でも
ありいいところです。

日田にきない、いいとこよ。

日田の、祇園祭り

18歳まで日田で育ったが一度も祇園祭りを見ることはなかった。
老松の出張が幸運にも祇園祭の土日を挟んだので写真を撮りにいった。

木曜日の夜が顔見世と言って市内のすべての山鉾が日田駅前に結集する。
日田駅の駅舎の2階はテレビ局や新聞社のカメラマンが陣取っていた。
背が高い事を生かして人様の頭越しにカメラやビデオで撮りまくった。
原田日田市長や廣瀬大分県知事のご挨拶などもあった。

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町おこしの意味もあり近年祭りは大変盛り上がっている。
高さ10mを超える平成山鉾は遠くハワイまで遠征したという。
来年に新調する山鉾もあるという。昔3本だった山鉾が
今は倍の9本になっている。電線の高架化や資金繰りなど
支える町民も大変だ。

土日は豆田や隈町で山鉾巡行が何度も行き来する。
女子中高生も浴衣姿で着飾って祭りに彩りを添えている。

姉が経営する豆田の花月も書き入れ時で、ソフトクリームや
かき氷がバカ売れして品切れした。
営業時間を10時まで延長して頑張っている。
残念な事に暑いさかりなので本業の和菓子の売れ行きは
今ひとつらしいが。

山水には、鮎のうるかが良く合う。

日田市隈町に明治38年から続く川魚の専門店がある。
祖父の杉福太郎さんが創業、現在は三代目の武彦氏さんが切り盛りしている。
その名は、魚福といい、筑後川の恵みである鮎を中心に商いないしている。
その中に鮎の内蔵を塩漬けし発酵させたうるかを作っている。

老松の撮影のために下調べしていたらうるかにも三種類あるという。
日曜日だったので店が開いているか心配したが、
社員総出で鮎の出荷に追われていた。
気の毒だったが、内蔵と、卵など小鹿田も甕壺に入ったものを
試食させてもらった。
結果珍しい鮎の魚卵を120gだけ買い求めた。
小鹿田焼の壺に入れラッピングしてお代は2100円。
奈良に持ち帰って撮影することにした。

DSC_0027.jpg

くちことかこのわたなどの珍味は酒飲みにとっては
嬉しい限りで差し出されると目が輝く。
特に日本酒がよく合う。
老松には山水という大吟醸がある。
魚卵を大葉で包んで口に含むと酒によく合う。

もちろん大分の麦焼酎にも相性抜群だ。
ロックでも水割りでもいい。
高価な珍味なので料飲店での取り扱いは難しいが日田の観光土産としては
特長があるので、機会があればぜひ魚福を訪ねて欲しいと思う。

魚福 日田市隈2丁目5-15
電話0973-22-3125

何かと縁が深い、日田杉

実家から老松に通う道の山田原を超えると伐採した杉が山のように積んである。
小鹿田に向かう小野の製材所にも同じように山積みしている。
日田周辺の山はたくさんの杉が植林されており、スッとまっすぐに伸びた杉が
連綿と続き稜線を形作っている景色は壮観でしかも清々しい。

昔、前津江や上津江は日田郡だったのであまり馴染みがなかった。
今回の老松の取材撮影で熊本の県境までが日田市になったことを知った。
津江には幾つかのダムがあり、そのダム湖に映る杉並が綺麗な景色を作っている。
雨上がりで霧が山頂に伸びていくシーンは東山魁夷の絵を見るような
不思議な世界だ。
老松の日本酒の銘柄、山水のイメージにピッタリと重なってくる。
セピア色が似合いそうなのでこの写真でポスターを作ることにした。

日田杉セピア

実はこの日田杉があったから私が生まれたと言っても過言ではない。
私の父は敗戦後に韓国の釜山から5人の子供を連れて引き上げてきた。
和歌山で下駄の工場を始め杉の買い付けで日田に来た。
私の母は今の実家に住んでいたが二人の子供を持つ未亡人だった。
縁合って父と再婚して日田の実家に住む事になった。
その後生まれたのが、すぐ上の姉で最後が私だった。
結果私が9人兄弟の末っ子。
この杉の買い付けがなければ私は生まれることはなかったというわけ。
少なからぬ縁を感じます。

今日田では日田杉プロジェクトといい、家具や食器、うちわなどに
日田杉を使う事を推進している。
冗談みたいに日本酒の樽酒の焼酎版が出来ないかと蔵の人に
話したが樽を作る人がいないと一蹴された。
次はラベルに杉の薄板を使う案を出す事にしよう。

日田名物、彌助の高菜巻

日田が出身のご縁で5月から老松酒造に勤めることになった。
と言っても、住まいは奈良なので自宅を起点に周辺の販売店に
営業活動に出向くという仕事だ。

先輩と同行して三ヶ月が経とうとする頃に日田出張の話が来た。
製造現場での研修を3日間することになった。折角のチャンスだからと
研修後も延泊し日田周辺の写真を撮ることを願い出た。

三隈川や大山、上津江、小鹿田焼など風景や歴史的な事象を対象に。
それと名物料理も。日田にはタラオサという名物料理がある。
お盆の精進料理の一つで乾燥した鱈の内蔵を煮込んだもので見た目はグロテスクだ。
鶏の足だけを煮込んだモミジもある。写真では紹介しづらいので撮ることは避けた。
想夫恋の焼きそば、鮎のうるか、地鶏のタタキなども有名。

そんな料理の中で撮りたかったものの一つが高菜巻。
巻き寿司の一種だが中に巻くものは刻んだ納豆と山芋、ネギで
海苔の代わりに高菜漬も葉を広げて巻き寿司にする。
昔日田に帰省した時に時々取り寄せてくれていたのでその存在は知っていた。
写真をとるために弥助寿司のカウンターに座ると、隣に身なりの良い老人が
私のカメラを見て「立派なカメラじゃ、高かろう」と日田弁で聞いてくる。
寿司を撮影するというとぜひ撮影しているところを見たいともいう。

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数枚撮影して食事を始めると、マスターに向かってこの人(私の)寿司代は
自分が払うと言い出した。昼間ながら焼酎を数杯飲んで既にご機嫌さんの様子。
二階堂しか飲まないと言っていた。
私の名刺が欲しいというので車まで取りに行き差し出すと、
「ええ老松か?」と驚いていた。

年は、85歳、弥助寿司が大好きで昼と言わず夜と言わず立ち寄る常連さんらしい。
聞けば日田の著名人の娘さんを妻にしたと言っていた。

このたかな巻き、最初に考案したのは初代の三隅一郎氏、久留米の寿司屋での修行中に、
巻き寿司の具に高菜を使っているのを見て思いついたという。
現在の店主は三代目の清作氏、使う高菜は自家製だという。
昔食べた事がある奈良漬のにぎりの話をしたが今はやめているらしい。
復活の声も多いらしい。

法事の団体客が来たので、例のご老人に丁重にお礼を言い早々に店を出た。